自閉症児篇
「加配保育の運用がなぜ明らかにならないか真相を追ってみた」(長女4歳4ヶ月) 困ったことがあった。 長女への合理的配慮をめぐり数ヶ月間、保育園と市役所と揉めて、どうにか適切な合理的配慮がなされるまでの経緯は何度も書いた。そして、なぜこの様に揉…
屁理屈に困る!<上>(自閉症児篇)の続きです。 加配制度が明文化されない理由を探ってみた。嘘や誤解や説明不足が生まれるのは、そもそも文章化された制度になっていないことが問題なんだけれども、なぜ、保育園のルールは文章化されないのか。誤魔化しや…
「加配保育の取り組みがよく分からないこと」(長女3歳7ヶ月) 困ったことがあった。 長女が通う保育園にはさまざまなルールや取り決めがある。たぶんそれはどこの保育園にもあることだろうけど、この保育園で困るのは、それが文章化されずに、その都度、突…
「僕は僕で聴覚過敏だったりする」(長女4歳6ヶ月) 困ったことがあった。 長女が一年くらい通っている療育がある。そこはアート系の療育で、長女はいつも楽しみにしている。そこに行っているからなのか分からないけれども、いろいろなことで発達の遅れがあ…
「長女の独特な羞恥心」(4歳6ヶ月) 困ったことがあった。 言語認識が1年6ヶ月遅れていると診断された長女も、4歳を超えたあたりから言葉が増えてきた。論理的に、順序立てて話せるようにもなってきた。 論理的と言っても、「なになにだから、なになにする…
「余所者だけが問題を起こしているかもしれない」(長女4歳) 困ったことの続きです。 他にも仲良くなったお母さんがいる。とても明るくて前向きなお母さんだけど、その方は一年以上経ってから、クラスの保護者たち同士のLINEグループがあるのを知ったらしい…
「問題になったのはうちだけらしい」(長女4歳) 困ったことがあったと、書く前に、最近、一つ一つの記事がダラダラと長くなり過ぎてしまって毎日読んでいただいている方に負担をかけてしまっているような気がしております。当初は、1200字から1600字くらい…
「すごい先生がやってきた」(長女4歳6ヶ月) 困ったことがあった。 長女の合理的配慮をめぐって、すったもんだというか、紆余曲折を経て、合理的配慮がなされるようになったことはもう書いた。 反省点というわけでもないけど、一番最初の面談で主任に嘘をつ…
「合理的配慮はすべて解決、だけどスッキリしない」(長女4歳) 困ったことがあった。 長女の合理的配慮をめぐる話し合いは、保育園が全面的な非を認めることとなり、僕らの要求は叶えられることになった。他の保育士にどの程度、この話が伝わっているのか分…
「長い交渉の終わり」(長女3歳11ヶ月) 前回の名古屋市に困る!(上)からの続きになります。 話し合いの当日。 名古屋市から配られた資料は、一週間以上前に僕が送った資料のままだった。何もしていない。この配布資料を見ただけでも、僕は腹が立った。 「…
「保育園では合理的配慮がなされるようになった」(長女3歳11ヶ月) 困ったことがあった。 前回、話し合いがカオスになって、専門家の先生が発言するあたりまで書いた。その後は、それなりに話がまとまっていくのだけれども、名古屋市役所についてあまり知ら…
「市役所と保育園との話し合いに、他の人も来てもらった」 困ったことがあった。 市役所と保育園との話し合いはやっとスタートラインに立った。しかし、市役所にしても、保育園にしても「障害者差別解消法」についての認識は低く、彼らは彼らで、「なごや子…
「事の発端でもある主任を見かけなくなった」(長女3歳11ヶ月) 困ったとこがあった。 長女の合理的配慮をめぐって保育園や市役所と揉めてから2ヶ月くらい経った。入園してからすぐに行われた面談から数えれば半年近く経っている。社会福祉協議会、市役所、…
過保護に困る!(自閉症児篇) 「長女のためなら、大袈裟にもなるし、過保護にもなる、なんでもやる」(長女3歳10ヶ月) 困ったことがあった。 僕はきっと、大袈裟で、過保護で、やりすぎなタイプの保護者だろう。そんなことないよと思ってくれる人もいるか…
「接遇におけるメールの項目がない」(長女3歳10ヶ月) 困ったことがあった。 長女の合理的配慮をめぐった話がどんどん大きくなっていってしまった。もちろん、僕が大きくしているんだけれども、当初の予想とはかけ離れた大きさになってしまった。 僕は連日…
「指導はできないが踏み込んだ説明はできる」(長女3歳10ヶ月) 困ったことがあった。 自閉症で軽度知的障害の長女の合理的配慮をめぐって、保育園の担任、主任、園長と相談したけれども、保育園や名古屋市の規則を理由に合理的配慮はなされず、社会福祉協議…
「共感されない長女の環境」(長女3歳10ヶ月) 困ったことがあった。 長女の合理的配慮をめぐって、保育園(担任、主任、園長)、社会福祉協議会、市役所に相談しても何もしてもらえず、ただ待たされるだけだった。市議からも連絡がなくなった。 僕らは見放…
「困ったことがあれば相談してくださいと言っていたから相談してみた」(長女3歳10ヶ月) 困ったことがあった。 議員という人たちがいる。ポスターなどで名前を見たり、選挙のときなどに調べてみたりするくらいで、実際、その人たちと話すことなどもあまりな…
「要件は聞いてくれたけれど...」(長女3歳9ヶ月) 困ったことがあった。 自閉症児の長女が保育園に通うために、東京から名古屋の保育園に長女を連れて見学や面談をし、障害児であることを説明し、必要な配慮についても話した。中には、障害児というだけで入…
「社会福祉協議会も地域差、担当差がある」(長女3歳9ヶ月) 困ったことがあった。 長女が通う保育園は合理的配慮をするつもりがない保育園だった。その理由は、「子供はみんな一緒」ということで、どんな子供も特別扱いはしない、という平等精神に基づくも…
「言語認識が遅れていると何度言えばいいんだろう」(長女3歳9ヶ月) 困ったことがあった。 長女は自閉症と軽度知的障害と診断されている。どちらも見ただけでは、定型発達の子供と区別はつかないものだ。障害者差別解消法のパンフレットなどにも、見た目に…
「考えてみると切なくなる言葉もある」(長女3歳10ヶ月) 困ったことがあった。 長女の言葉は順調に増えていた。ただ、自分の欲求はまだ上手く伝えられないため、クレーン行動や、突然泣き出したりすることなどが多かった。 言葉による認識が遅れているとは…
「長女の言葉が突然増えてきた」(長女3歳6ヶ月) 困ったことがあった。 長女はなかなかしゃべってくれなかった。1歳6ヶ月あたりでも発語がないため、ベビーサインなどで意思疎通を図っていた。「もっと」や「水」、「食べたい」など、限られた単語だけれど…
「統合保育の理想と現実と嘘と誤魔化し」(長女3歳6ヶ月) 困ったことがあった。 長女が入園してから、保育についての面談があった。僕らもいろいろと聞きたいこともあったし、自閉症児である長女の保育で保育士さんも戸惑っていることもあるかもしれないと…
「障害児の保育は15時まで」(長女3歳5ヶ月、1歳4ヶ月双子) 困ったことがあった。 新しい環境になかなか馴染めない自閉症児の長女には申し訳ないけれど、妻の仕事の都合でまた引っ越すことになった。東京からボストン、また東京、そして名古屋。名古屋か…
「療育の方針もいろいろ」(長女3歳) 困ったことがあった。 発達障害や自閉症、知的障害、身体障害など、障害や症状に合わせて、いろいろな療育がある。どこの療育に通うか検討し、見学し、面接したりして療育に通う。 長女の場合は、自閉症と軽度知的障害…
「病名がついちゃうのは...」(長女2歳5ヶ月) 困ったことがあった。 長女はアメリカで自閉症(オーティズム)と診断された。アメリカでは1歳半から自閉症の診断がされるが、日本では3歳くらいにならないと診断はされないらしい。診断されるまでは様子見と言…
「食べることに興味を持たせる」(長女2歳) 困ったことがあった。 長女は偏食だ。これも例によって「子供はみんなそう」という話になってしまう厄介な問題だ。 離乳食作りから子供の食育まで定型発達でも非定型発達でも苦労している人は多いだろうから、偏…
「石を一生懸命並べていた」(長女1歳1ヶ月) 困ったことがあった。 寒くなってきて、公園に行くのも辛くなってきた。しかし、家にずっといるわけにもいかない。大雪などで外に出られなくなる日もあるボストン。少し寒くなってきたとはいえ、外に出て遊べる…
「子供はみんな水遊びが好き」(長女1歳9ヶ月) 困ったことがあった。 長女は水遊びが好きだった。自閉症児はなぜ水遊びが好きなのかどうなのかと調べてみれば分かるのかもしれないけれども、ここは自分の記憶を掘り起こすだけでも心当たりはたくさんある。 …