いつも困っている

家事と育児(三人姉妹で二人は双子)に対峙する男の日々

自閉症児篇

パブコメに困る!<4>(自閉症児篇)<パブコメは要約され、大事な部分はカットされる>

パブコメに困る!<3>(自閉症児篇)の続きになります。 何度も書いているけれども、日進市全体に不満があるわけではない。日進市の公立保育園には二つ通ったけれども、どちらも素晴らしい保育園だった。とくに何が素晴らしいかというと、保育士のみなさん…

パブコメに困る!<3>(自閉症児篇)<日進市ではパブコメはどんな扱いなのか>

パブコメに困る!<2>(自閉症児篇)の続きです。 日進市の納得するには難しい施策のあれこれを論っていく中で、これまでもパブコメも読むようになった。僕がしているような指摘はすでに以前のパブコメに書かれていたり、僕がした指摘よりも強烈な言葉が書…

パブコメに困る!<2>(自閉症児篇)<独立独歩の日進市>

パブコメに困る!<1>(自閉症児篇)の続きになります。 僕は日進市への苦情や不満が溢れるほど出てくる。よくもまあ、これだけ何度も言えると自分でも思うことがあるけれども、人間が大好きな僕のような者は、人とはどこかで分かり合えるという幻想がある…

パブコメに困る!<1>(自閉症児篇)<またまた日進市のこと>

「何のためのパブコメなのだろう」(長女6歳4ヶ月、双子4歳3ヶ月) 困ったことがあった。 僕が住む日進市はなかなかクセが強い市だ。どんなふうにクセが強いかというのは、これまでも何度も書いているけれども、障害児と双子の三姉妹が三つ別々の保育園にな…

問題の共有に困る!<7>(自閉症児篇)<長女の障害特性と、三女のADHD傾向>

問題の共有に困る!<6>(自閉症児篇)の続きになります。 長女と物の関係は、姉妹間のトラブルや、友人間のトラブルよりも、トラブルが起きたときの長女の様子がおかしいということを気づかせてくれた。怒るわけでも、泣くわけでもなく、悲しむこともなく…

問題の共有に困る!<6>(自閉症児篇)<物のトラブルがうまく解決しないこともある>

問題の共有に困る!<5>(自閉症児篇)の続きになります。 長女の新しいお友達がうちに遊びに来て、想像以上に荒らし周り、物を壊し、長女のオモチャと三女の服を持って帰ってしまった。それくらいであれば、まだいいし、これくらいであれば、子供のやるこ…

問題の共有に困る!<5>(自閉症児篇)<新しいお友達との物のトラブル>

問題の共有に困る!<4>(自閉症児篇)の続きになります。 長女が転園した先の新しいお友達も、以前、長女と仲良くなったお友達とどこか似ていた。とてもハキハキしていて、サービス精神旺盛、口がうまくて、どこかませている。ちょっと話しただけで、頭の…

問題の共有に困る!<4>(自閉症児篇)<問題意識が共有されていない場合は難しい>

問題の共有に困る!<3>(自閉症児篇)の続きになります。 物のトラブルは、普通の子供たちの中でもよく起こることだと思うし、そんなに気にする必要はないと思う人もいると思う。「子供同士のやることだから」というものだ。とはいえ、子供同士で自然にル…

問題の共有に困る!<3>(自閉症児篇)<障害特性について理解がある保護者はありがたい>

問題の共有に困る!<2>(自閉症児篇)の続きになります。 以前、通っていた保育園で仲の良いお友達とも、長女が物のトラブルがあった。長女は長女でとくに気にしていない様子には見えるけれども、親としては、その物自体の金額的な価値というより、その物…

問題の共有に困る!<2>(自閉症児篇)<友達同士での物のトラブル>

問題の共有に困る!<1>(自閉症児篇)の続きです。 子供はみんなそう、と言えばそうなのかもしれないし、物のトラブルは大人にだってあることだ。まあ、大人になってから「あげた」「あげてない」などのトラブルや、人の物を執拗に欲しがるというのは、何…

問題の共有に困る!<1>(自閉症児篇)<自閉症児の物のトラブル>

「長女のスカートをお友達が履いている」(長女6歳2ヶ月、双子4歳1ヶ月) 困ったことがあった。 以前から、長女の周辺では物に対するトラブルがときどき起こっていた。このトラブルは姉妹間で起こっている分には、僕らが介入できるからいいとしても、長女の…

移住先に困る!<8>(自閉症児篇)<育児のしやすい市町村の見極め方>

移住先に困る!<7>(自閉症児篇)の続きになります。 とても長くなってしまった。この話はこれで終わりになります。これまでボストンで二つの市、東京で二つの市区、愛知に来て名古屋市で育児をした。とくに、ボストンでは自閉症児に対する市のケアが手厚…

移住先に困る!<7>(自閉症児篇)<不安材料があるにはあった移住先>

移住先に困る!<6>(自閉症児篇)の続きになります。 移住先候補として有力だったのは、愛知県日進市だった。市の総合計画や条例なども読んだ。転入者を入れるために商業や宅地開発を精力的に行なっている市ということもあって、名古屋の下町で感じたよう…

移住先に困る!<6>(自閉症児篇)<障害児や多胎児の育児に適した移住先を探した>

移住先に困る!<5>(自閉症児篇)の続きです。 障害児や多胎児の育児には、僕らのように頼れる身内がいない場合は行政の手助けが何よりも必要だということを痛感していた。ボストンでも東京でも行政の支援、配慮でとても助けられていた。名古屋の場合は、…

移住先に困る!<5>(自閉症児篇)<名古屋における障害児の育児を取り巻く環境>

移住先に困る!<4>(自閉症児篇)の続きです。 名古屋での障害児、多胎児の育児に関しては、名古屋市や区役所ではそれなりの配慮や支援がある。名古屋市になると、東京、大阪に並ぶ都市という矜持もあるからか、都市が抱える多様性のために障害児や発達障…

移住先に困る!<4>(自閉症児篇)<障害児や多胎児に対する各市町村の配慮や対応>

移住先に困る!<3>(自閉症児篇)の続きになります。 現在の移住先、愛知県日進市で障害児や多胎児の育児をすることはあまりおすすめできない。障害者手帳があったとしても療育を受けられる日にちは東京や名古屋では20日以上だったのに、日進市では5日とな…

移住先に困る!<3>(自閉症児篇)<障害児や多胎児育児は市町村でかなり変わる>

移住先に困る!<2>(自閉症児篇)の続きです。 僕は移住先選びに失敗してしまった。失敗と言えるのは、何度も引越しをし、いくつもの市町村で障害児や多胎児に対する市町村の対応を味わってきたから言えることなんだと思う。いま住んでいる愛知県日進市に…

移住先に困る!<2>(自閉症児篇)<障害児や多胎児が育てやすい移住先はあるのか?>

移住先に困る!<1>(自閉症児篇)の続きです。 移住先を探すにあたって、障害児や多胎児を育てる家庭の場合は、立地や交通の便などよりも、各市町村がどんな施策を行なっているのかということがとても大事に思えてくる。しかし、なぜ障害児や多胎児に対し…

移住先に困る!<1>(自閉症児篇)<移住先に失敗しないために>

「障害児が育てにくい市町村を見破る」(長女4歳8ヶ月、双子2歳7ヶ月) 困ったことがあった。 僕らは何度か引っ越しをしている。結婚して現在までとなると大小合わせて7回ほどの引っ越しをしている。日本国内で4カ所の市区、アメリカでは2ヶ所の市を経験した…

続・クレーマーに困る!<5>(自閉症児篇)<市役所とのやりとりで、利益を得ている人がいる>

続・クレーマーに困る!<4>(自閉症児篇)の続きです。 僕はいつの間にか、悪魔の証明に誘導されていたのかもしれない。相手が誠実で論理的な人であれば、僕をクレーマーとするからには、クレーマーである理由を示すだろう。しかし、市役所とその代理人は…

続・クレーマーに困る!<4>(自閉症児篇)<優遇系クレーマーにされたこと>

続・クレーマーに困る!<3>(自閉症児篇)の続きです。 市役所とその代理人から、情報公開請求系クレーマーと、個人的に優遇を強要する優遇系クレーマーという二つのジャンルのクレーマーとして認定されている。情報公開請求系クレーマーに関しては、判例…

続・クレーマーに困る!<3>(自閉症児篇)<個人的に優遇を強要するクレーマー疑惑>

続・クレーマーに困る!<2>(自閉症児篇)の続きです。 役所がクレーマーに認定する場合、いくつかの代表的な例がある。情報公開請求系クレーマー、個人的な優遇を強要するという優遇系クレーマー、あとはなんだろう、カスタマーハラスメント系とか、上司…

続・クレーマーに困る!<2>(自閉症児篇)<脱クレーマーへの道>

続・クレーマーに困る!<1>(自閉症児篇)の続きになります。 市役所からクレーマー扱いされている僕は、なぜクレーマーと見なされているのか調べてみることにした。まずは、僕の常軌を逸した質問、指摘によって市の通常業務に支障が出ているという、情報…

続・クレーマーに困る!<1>(自閉症児篇)<クレーマーあるいはモンスター誕生>

「市役所はどうしてもクレーマーにしたい」(長女6歳、双子4歳11ヶ月) 困ったことがあった。 市役所からクレーマー扱いされるに至ったことはすでに書いたけれども、なぜクレーマー扱いされているのかはよく分からない。難しい言い方をすれば、市役所は僕が…

凸凹発達に困る!<5>(自閉症児篇)<グレーゾーンには何が必要なのだろう?>

凸凹発達に困る!<4>(自閉症児篇)の続きになります。 長女は、軽度知的障害のため、障害者としての支援を受けている。長女の場合は、主に言語認識能力が低いということで軽度知的障害の認定がおりているけれども、他の面では、発達も順調。子供たちだけ…

凸凹発達に困る!<4>(自閉症児篇)<子どもにとって何がいいのかは分からない>

凸凹発達に困る!<3>(自閉症児篇)の続きになります。 名古屋市の保育園で、年少組だった長女は、1人だけ年長組にいることが多かった。保育園の運用についてあまり詳しくなかった当時は、なぜだろう? という疑問はあったけれども、保育園を信頼していた…

凸凹発達に困る!<3>(自閉症児篇)<加配保育と子どもの発達>

凸凹発達に困る!<2>(自閉症児篇)の続きです。 名古屋市の保育園の全てというわけではないけれども、国や自治体で大まかな方針が決まっていたとしても、実際の運用は保育園に任されていることも多くある。障害児などの保育となると、それぞれの障害特性…

凸凹発達に困る!<2>(自閉症児篇)<言葉の遅れと言語認識能力>

凸凹発達に困る!<1>(自閉症児篇)の続きになります。 長女の発達がちょっと遅れているのかも? と気がついたのは、1歳を過ぎたあたりだった。そのくらいのときに、発達のことを気にしていると、「気にし過ぎ」「他の子の発達と比べない方がいい」などと…

凸凹発達に困る!<1>(自閉症児篇)<グレーゾーンの手前らしい>

「1歳半遅れをキープする長女」(長女5歳11ヶ月、双子3歳10ヶ月) 困ったことがあった。 長女は、1歳半のときに、ボストンで自閉症と診断された。帰国後も自閉症と軽度知的障害ということで障害者手帳が交付されている。自閉症や軽度知的障害は、ぱっと見に…

法令の誤認に困る!<4>(自閉症児篇)<事実誤認を多用する弁護士が市の顧問弁護士なのはちょっと怖い>

法令の誤認に困る!<3>(自閉症児篇)の続きです。 事実誤認が多すぎる顧問弁護士とのやりとりは疲れる。僕がクレーマーにされたことにしても、ふたをあければ、この弁護士の事実誤認なのかなんなのか分からない認識が基になっている。施策の具体的な部分…