ボストン篇
お泊まり客に困る!<5>(ボストン篇)の続きです。 育児中、とくに乳幼児の育児をしている家に泊まりに行くことは慎むべきだと僕は思っている。育児で寂しくなっていて誰かに泊まりに来て欲しいという人もいるかもしれないが、そういう泊まりに来て欲しい…
お泊まり客に困る!<3>(ボストン篇)の続きです。 育児中の家庭に泊まるというのは、なかなか難しいことだ。たまに、「受験生のいる家には泊まれない」みたいな話を聞くこともあるけれど、乳幼児のいる家も泊まるのは難しいと思う。子供のいる家庭でも、…
お泊まり客に困る!<2>(ボストン篇)の続きです。 妻の友人が泊まりにきた。10日以上泊まっていた。長女はそのとき1歳を超えていて、乳児の頃よりは眠るようにもなってきたし、夜泣きや癇癪は相変わらずあったけれど、乳児の頃よりはまだマシなってきた。…
お泊まり客に困る!<1>(ボストン篇)の続きになります。 僕は普段から困っている人がいたら助けたいと思っているタイプだ。駅などで重い荷物を持った人が階段などで困っているときに手伝ってみたり、倒れている人に声を掛けたりしてしまう。まあ、自分が…
「助け合いは必要だと思うし、助けたいけれども」(長女1歳7ヶ月) 困ったことがあった。 僕は昔から人が自分の家に泊まることに抵抗がない方だ。多少神経質でもあるので、汚くされたりするのはイヤだけれども、人が泊まれば多少は汚くなることは承知の上と…
散髪に困る!<6>(ボストン篇)の続きになります。 側頭部の長い僕は床屋にあまり行かなかった。しかし、子供が生まれて一年ほど髪を切らないでいるとどうにかしたいと思うようになった。日常のささいなことでも戸惑うことの多い異文化、そしてその戸惑い…
散髪に困る!<5>(ボストン篇)の続きになります。 日常の大したことのない習慣的なことでも異国での生活では不便というよりも、ちょっとしたことでどうしていいのか分からないことがある。スーパーマーケットにしても駅にしてもそうだ。そして、そもそも…
散髪に困る!<4>(ボストン篇)の続きです。 異なる習慣や文化の中で、普段やっていたことをやるときに思わぬ躓きに会う。何度も書いているけれども、僕の場合は、スーパーマーケットのレジでも躓いたものだ。もちろん、他のことでもたくさん躓く。駅の切…
散髪に困る!<3>(ボストン篇)の続きになります。 習慣的なことでも少し変わると言語指示によるフォローが必要になる。普段使っているスーパーマーケットでセルフレジができたくらいでも利用者は混乱している。多くの利用者からすれば、「こちらは現金の…
散髪に困る!<2>(ボストン篇)の続きです。 何気なく行っている習慣的なことでもちょっとしたことでできなくなることがある。そんなときに言語指示などによって補えることもあるけれども、長女のように知的障害などがあると言語指示が苦手ということもあ…
散髪に困る!<1>(ボストン篇)の続きになります。 海外生活で困ることの一つは、普段の習慣と違うことだったりする。日常で何気なくやっていたことほど、それこそ習慣的にやっていたことこそ、ちょっと違うだけで戸惑うものだ。これは何も海外生活だけじ…
「ボストンで床屋を探した」(長女1歳) 困ったことがあった。 外国で困ることはたくさんある。とくに僕のように外国語もままならない者にとっては、なにをするにつけても困ることだらけだ。また、僕のように日本にいてもいつも困っているような者の場合は、…
レジャーに困る!<4>(ボストン篇)の続きです。 僕はレジャーの経験が少なかった。そのためレジャーの意味が分からないでいた。それが楽しいのかなんなのかも分からなかった。子供が生まれてみると、家族連れのレジャーの話などを聞くことも増えた。子供…
レジャーに困る!<3>(ボストン篇)の続きになります。 BBQも確かにレジャーかもしれないけれども、ただ野外で飯を食ってお話しするだけだ。BBQで孤独な海外生活は助けられたのは間違いないが、レジャーとはまた違う気がする。とはいえ町内会の花見や宴会…
レジャーに困る!<2>(ボストン篇)の続きになります。 ボストンに住み始めてから、BBQというものが身近にあるのを感じた。友人とまでもいかない知り合い、ときには知り合いでもない人たちが、友達の友達はみんな友達だ、という笑っていいとも!方式の繋が…
レジャーに困る!<1>(ボストン篇)の続きになります。 子供の頃に海や山のレジャーに連れて行ってもらっていなかったからなのか、僕にはレジャーを行うこということがよくわかっていない。レジャーに対して、「行う」という言葉を使ってしまうくらいのな…
「レジャーの経験がほとんどない」(長女10ヶ月) 困ったことがあった。 僕にはレジャーの経験というのがほとんどない。ここでいうレジャーとは、山や海などに行くというようなレジャーで、この夏休みなどにワイドショーなどを見ていると、鉄道の駅や空港な…
日差しに困る!<2>(ボストン篇)の続きになります。 ボストンの夏をなめていた僕は、ボストンの夏に痛い目に合わされた。気温や湿度だけを見れば大したことがないボストンだけれど、日差しの強さのようなものは味わってみないと分からないものだ。ボスト…
日差しに困る!<1>(ボストン篇)の続きです。 ボストンの夏は、東京や名古屋の夏と比べると過ごしやすい。高性能の扇風機は買えなかったけれども、窓が開けれれる部屋であれば、扇風機すらいらないと思う。夜は涼しく、過ごしやすい。そんな短く、過ごし…
「ボストンの夏は日差しだけが問題だ」 困ったことがあった。 ボストンにも夏はあった。とくに暑いと思う日は二週間くらいだけれども、暑いと思える日もあった。なんだか、こんなふうに書くと、暑い日が二ヶ月以上続く北海道などの寒冷地を除いた日本から見…
代理店に困る!<4>(ボストン篇)の続きになります。 育児ノイローゼなどの自分がやや病的になってしまったときに、どのようにして立ち直るかというのは人それぞれだろう。心療内科などに行くのも一つだと思うけれど、僕はなんだか、昔から病院が嫌いだっ…
代理店に困る!<3>(ボストン篇)の続きです。 妻の仕事で渡米した僕は帯同者の悲哀のようなモノを感じていた。育児と家事以外にやることはなく。まあ、在宅の仕事はあるにはあったけれども、現場に行けない僕はどんどん仕事を人に譲ってしまい、最初の数…
代理店に困る!<2>(ボストン篇)の続きになります。 はじめての育児とはじめての長期海外滞在ということもあり、なんだか僕は追い詰められていた。社会から切り離されたような感覚が育児ノイローゼにはあるというが、まさにそんな感じだった。僕はもとも…
代理店に困る!<1>(ボストン篇)の続きになります。 突然、服の話をしはじめてしまった。読書くらいしか趣味がなった僕なのに、アメリカで育児をして帰国すると突然、服好きになってしまったものだから、帰国して知り合いに会うと不思議がられたものだ。…
「好きなブランドができて育児ノイローゼが治ったこと」(長女1歳6ヶ月) 困ったことがあった。 僕は元々、洋服などに興味がなかった。というと語弊がある。高校生くらいまでは人並みに興味があった。洋服や靴が好きだった弟の影響もあって、当時の流行りの…
新築アパートメントに困る!<3>(ボストン篇)の続きになります。 ボストンに来ている駐在員たちの環境とても良いと思った。でなければ、新築のアパートメントになんか住めない。そんな待遇の良さから、ちょっとエリート意識やセレブ意識に勘違いして目覚…
新築アパートメントに困る!<2>(ボストン篇)の続きになります。 ボストンのとくに僕が住んでいたあたりは学生が多いというのもあるのか、そういう新築アパートメントはほとんどなく、古い建物を改装してお洒落にしていたり、あるいは、うちのように、古…
新築アパートメントに困る!<1>(ボストン篇)の続きになります。 僕らはボストンでボロいアパートメントに住んでいた。住めば都というわけでもないが、汚さもボロさも次第に慣れていった。なにより、ボストンの高すぎる家賃を考えれば、僕らはボロいアパ…
「僕らが困った話ではないけれど、お国柄を感じたこと」 困ったことがあった。 いや、僕らが困ったわけではないため、正しくは、友人たちに困ったことがあった、というべきかもしれない。何に困っていたのかというと、新築アパートメントについて困っている…
予防接種に困る!<2>(ボストン篇)の続きです。 日本とアメリカでは、多少、予防接種の種類や時期が違っている。日本の母子手帳を見ながら、アメリカで予防接種を受けようとすると、なんかちょっと違うなあ、と思うこともある。日本では分けられている予…