いつも困っている

家事と育児(三人姉妹で二人は双子)に対峙する男の日々

2024-01-01から1年間の記事一覧

確定申告に困る!<1>(新築篇)<住宅ローン控除ってなんだろう?>

「とても助かる住宅ローン控除だけれど、どうやるの?」 困ったことがあった。 この数年のうちに家を建てようと計画した人たちにとって気になる話題といえば、住宅ローン控除とか住宅ローン減税と言われる税制優遇措置だろう。僕も家を建てようと思ったとき…

問題の共有に困る!<7>(自閉症児篇)<長女の障害特性と、三女のADHD傾向>

問題の共有に困る!<6>(自閉症児篇)の続きになります。 長女と物の関係は、姉妹間のトラブルや、友人間のトラブルよりも、トラブルが起きたときの長女の様子がおかしいということを気づかせてくれた。怒るわけでも、泣くわけでもなく、悲しむこともなく…

問題の共有に困る!<6>(自閉症児篇)<物のトラブルがうまく解決しないこともある>

問題の共有に困る!<5>(自閉症児篇)の続きになります。 長女の新しいお友達がうちに遊びに来て、想像以上に荒らし周り、物を壊し、長女のオモチャと三女の服を持って帰ってしまった。それくらいであれば、まだいいし、これくらいであれば、子供のやるこ…

問題の共有に困る!<5>(自閉症児篇)<新しいお友達との物のトラブル>

問題の共有に困る!<4>(自閉症児篇)の続きになります。 長女が転園した先の新しいお友達も、以前、長女と仲良くなったお友達とどこか似ていた。とてもハキハキしていて、サービス精神旺盛、口がうまくて、どこかませている。ちょっと話しただけで、頭の…

問題の共有に困る!<4>(自閉症児篇)<問題意識が共有されていない場合は難しい>

問題の共有に困る!<3>(自閉症児篇)の続きになります。 物のトラブルは、普通の子供たちの中でもよく起こることだと思うし、そんなに気にする必要はないと思う人もいると思う。「子供同士のやることだから」というものだ。とはいえ、子供同士で自然にル…

問題の共有に困る!<3>(自閉症児篇)<障害特性について理解がある保護者はありがたい>

問題の共有に困る!<2>(自閉症児篇)の続きになります。 以前、通っていた保育園で仲の良いお友達とも、長女が物のトラブルがあった。長女は長女でとくに気にしていない様子には見えるけれども、親としては、その物自体の金額的な価値というより、その物…

問題の共有に困る!<2>(自閉症児篇)<友達同士での物のトラブル>

問題の共有に困る!<1>(自閉症児篇)の続きです。 子供はみんなそう、と言えばそうなのかもしれないし、物のトラブルは大人にだってあることだ。まあ、大人になってから「あげた」「あげてない」などのトラブルや、人の物を執拗に欲しがるというのは、何…

問題の共有に困る!<1>(自閉症児篇)<自閉症児の物のトラブル>

「長女のスカートをお友達が履いている」(長女6歳2ヶ月、双子4歳1ヶ月) 困ったことがあった。 以前から、長女の周辺では物に対するトラブルがときどき起こっていた。このトラブルは姉妹間で起こっている分には、僕らが介入できるからいいとしても、長女の…

食洗機用洗剤に困る!<5>(主夫篇)<僕がいまイチオシの食洗機用洗剤>

食洗機用洗剤に困る!<4>(主夫篇)の続きになります。 食洗機には、業務用と家庭用という大きな違いがまずある、ということはおいといて、ご家庭で使うときには、卓上かビルトインかという違いもある、そのこともおいといて、ビルトインの場合には、日本…

食洗機用洗剤に困る!<4>(主夫篇)<食洗機用洗剤は洗ったあとにも残っているか?>

食洗機用洗剤に困る!<3>(主夫篇)の続きになります。 食洗機と食洗機用洗剤の話をしていたはずなのに、いつの間にか哺乳瓶の話になっていた。それはそれで仕方のないことで、乳児の育児において、哺乳瓶洗いはおむつ替えと並んで比重の大きい作業でもあ…

食洗機用洗剤に困る!<3>(主夫篇)<乳児育児と食洗機>

食洗機用洗剤に困る!<2>(主夫篇)の続きになります。 食洗機が好きな僕は、どんな食器もまずは食洗機で洗ってみるというチャレンジャー精神がある。食洗機が家事、いわゆるシャドウワークからの解放のために誕生したという物語が好きということもあって…

食洗機用洗剤に困る!<2>(主夫篇)<日本製と海外製の違い>

食洗機用洗剤に困る!<1>(主夫篇)の続きになります。 僕は食洗機が好きだ。16歳の頃に業務用の食洗機に出会ってから、食洗機を見るとワクワクする。食洗機なんてどれも同じだという意見を尊重しないわけじゃないけれども、そう、確かに、皿が洗えればい…

食洗機用洗剤に困る!<1>(主夫篇)<食洗機用洗剤のことを考える>

「食洗機の洗剤と息抜きについて」 困ったことがあった。 我が家では、食洗機を使っている。家を建ててから納入まで三ヶ月から半年かかると言われたボッシュの食洗機、そして一ヶ月待つ度に1万円値引きされるという食洗機で3年ほど待てば実質無料になる食洗…

暖房に困る!<5>(新築篇)<全館空調の冬の贅沢な悩み>

暖房に困る!<4>(新築篇)の続きです。 全館空調の冬は、快適だった。危惧された底冷えもほぼなく、湿度は何もしないと低いけれども、50%くらいであれば加湿器を使えば維持できる。結露の発生は、ペアグラスのアルミ複合サッシだからだと思うけれど、深夜…

暖房に困る!<4>(新築篇)<全館空調の冬、室内の乾燥や結露はどんな感じ?>

暖房に困る!<3>(新築篇)の続きになります。 一条の営業さんから言われていた「全館空調だと床が冷える」ということは、事実ではあった。事実ではあったけれども、営業さんが動き入りで示してくれた「ひえっ!」と言って足の裏を見つめるような冷たさで…

暖房に困る!<3>(新築篇)<コタツのことは忘れよう>

暖房に困る!<2>(新築篇)の続きになります。 床暖房に惹かれていた僕がいる。僕はポカポカする床でゴロゴロしたいと思うようになってしまった。こんなことは若い時には全く思わなかったことだ。お爺さんに近づいているのか、猫に近付いているのかはさて…

暖房に困る!<2>(新築篇)<狭い部屋が多い場合は全館空調になるのかもしれない>

暖房に困る!<1>(新築篇)の続きです。 高気密高断熱の家であるのなら、全館空調はいらない、というのは前に建てた家で思ったことだった。中心になる部屋の個別エアコンでどうにかなるものだし、家族が少ない場合は、人がいる場所なども限られている。全…

暖房に困る!<1>(新築篇)<全館空調で過ごす冬はどんな感じだろうか?>

「全館空調は快適だ、あったかい、あったかいけれど」 困ったことがあった。 我が家は全館空調を採用している。空調関係の仕事をしている弟からは、「全館空調はやめておけ」と言われたし、一条工務店の営業さんからも全館空調の問題点は聞いていた。それに…

いい加減に困る!<5>(ボストン篇)<いい加減で面倒臭いアメリカが好きらしい>

いい加減に困る!<4>(ボストン篇)の続きになします。 アメリカは、日本人というか、神経質な僕からすると、いい加減すぎる。いい加減さにイライラして、不満たらたらだ。しかし、どういうわけか、その不満などを言葉に乗せて、ここがおかしい、これはこ…

いい加減に困る!<4>(ボストン篇)<いい加減な国では話し合いこそが重要だ>

いい加減に困る!<3>(ボストン篇)の続きです。 僕が住んでいたアパートメントの管理人さんはとてもいい加減な人だった。いい加減な人であるが故に、いい加減な状況に対する対応もいい加減にやってくれる人だった。いい塩梅という意味でのいい加減のよう…

いい加減に困る!<3>(ボストン篇)<いい加減であってもなんとかなる国>

いい加減に困る!<2>(ボストン篇)の続きです。 TDバンクは銀行だ。銀行であれば、システムはしっかりしている、と僕も思っているし、運用している人たちも思っている。しかし、しっかりしたシステムであっても操作をするのは人間だ。アメリカでは、この…

いい加減に困る!<2>(ボストン篇)<いい加減な国でも論理や理屈は好きらしい>

いい加減に困る!<1>(ボストン篇)の続きになります。 自分が育った環境から離れて生活をしてみると、異なる文化、習慣に不満を抱いてしまうことも多々ある。もともと、ちょっと神経質な僕は、ふだん簡単にできていたことが、よく分からない理由でできな…

いい加減に困る!<1>(ボストン篇)<いい加減な国だけれど良い加減になること>

「他所から来た人は、だいたい来た土地に不満があるものだ」(長女6ヶ月) 困ったことがあった。 はじめて他所の文化の中で生活する人というのは、多かれ少なかれ不満を抱くモノだ。僕のように、東京で育ち、ほんの数ヶ月くらいの海外を含めた滞在はあるにし…

移住先に困る!<8>(自閉症児篇)<育児のしやすい市町村の見極め方>

移住先に困る!<7>(自閉症児篇)の続きになります。 とても長くなってしまった。この話はこれで終わりになります。これまでボストンで二つの市、東京で二つの市区、愛知に来て名古屋市で育児をした。とくに、ボストンでは自閉症児に対する市のケアが手厚…

移住先に困る!<7>(自閉症児篇)<不安材料があるにはあった移住先>

移住先に困る!<6>(自閉症児篇)の続きになります。 移住先候補として有力だったのは、愛知県日進市だった。市の総合計画や条例なども読んだ。転入者を入れるために商業や宅地開発を精力的に行なっている市ということもあって、名古屋の下町で感じたよう…

移住先に困る!<6>(自閉症児篇)<障害児や多胎児の育児に適した移住先を探した>

移住先に困る!<5>(自閉症児篇)の続きです。 障害児や多胎児の育児には、僕らのように頼れる身内がいない場合は行政の手助けが何よりも必要だということを痛感していた。ボストンでも東京でも行政の支援、配慮でとても助けられていた。名古屋の場合は、…

移住先に困る!<5>(自閉症児篇)<名古屋における障害児の育児を取り巻く環境>

移住先に困る!<4>(自閉症児篇)の続きです。 名古屋での障害児、多胎児の育児に関しては、名古屋市や区役所ではそれなりの配慮や支援がある。名古屋市になると、東京、大阪に並ぶ都市という矜持もあるからか、都市が抱える多様性のために障害児や発達障…

移住先に困る!<4>(自閉症児篇)<障害児や多胎児に対する各市町村の配慮や対応>

移住先に困る!<3>(自閉症児篇)の続きになります。 現在の移住先、愛知県日進市で障害児や多胎児の育児をすることはあまりおすすめできない。障害者手帳があったとしても療育を受けられる日にちは東京や名古屋では20日以上だったのに、日進市では5日とな…

移住先に困る!<3>(自閉症児篇)<障害児や多胎児育児は市町村でかなり変わる>

移住先に困る!<2>(自閉症児篇)の続きです。 僕は移住先選びに失敗してしまった。失敗と言えるのは、何度も引越しをし、いくつもの市町村で障害児や多胎児に対する市町村の対応を味わってきたから言えることなんだと思う。いま住んでいる愛知県日進市に…

移住先に困る!<2>(自閉症児篇)<障害児や多胎児が育てやすい移住先はあるのか?>

移住先に困る!<1>(自閉症児篇)の続きです。 移住先を探すにあたって、障害児や多胎児を育てる家庭の場合は、立地や交通の便などよりも、各市町村がどんな施策を行なっているのかということがとても大事に思えてくる。しかし、なぜ障害児や多胎児に対し…