いつも困っている

家事と育児(三人姉妹で二人は双子)に対峙する男の日々

2023-01-01から1年間の記事一覧

凸凹発達に困る!<3>(自閉症児篇)<加配保育と子どもの発達>

凸凹発達に困る!<2>(自閉症児篇)の続きです。 名古屋市の保育園の全てというわけではないけれども、国や自治体で大まかな方針が決まっていたとしても、実際の運用は保育園に任されていることも多くある。障害児などの保育となると、それぞれの障害特性…

凸凹発達に困る!<2>(自閉症児篇)<言葉の遅れと言語認識能力>

凸凹発達に困る!<1>(自閉症児篇)の続きになります。 長女の発達がちょっと遅れているのかも? と気がついたのは、1歳を過ぎたあたりだった。そのくらいのときに、発達のことを気にしていると、「気にし過ぎ」「他の子の発達と比べない方がいい」などと…

凸凹発達に困る!<1>(自閉症児篇)<グレーゾーンの手前らしい>

「1歳半遅れをキープする長女」(長女5歳11ヶ月、双子3歳10ヶ月) 困ったことがあった。 長女は、1歳半のときに、ボストンで自閉症と診断された。帰国後も自閉症と軽度知的障害ということで障害者手帳が交付されている。自閉症や軽度知的障害は、ぱっと見に…

ダイニングセットに困る!<下>(主夫編)<ダイニングセットは1日にしてならず>

ダイニングセットに困る!<中>(主夫編)の続きになります。 新しく家を建てたということもあって、ダイニングをどうするかというのは、そこそこ頭を悩ませる。ダイニングテーブルを買ったら、それに合わせてダイニングチェアというのが悩みを減らしてくれ…

ダイニングセットに困る!<中>(主夫編)<テーブルの天板は厚ければ厚いほどいい?>

ダイニングセットに困る!<上>(主夫編)の続きになります。 僕はキッチンもテーブルも、天板が厚ければ厚いほどいいと思っていた。テーブルの理想は、丸太を半分にしたようなやつだ、というのは大袈裟だけれども、そのくらいの方が頼もしい気もしていた。…

ダイニングセットに困る!<上>(主夫編)<ダイニングテーブルとダイニングチェアで悩む>

「ダイニングセットを完成させよう!」 困ったことがあった。 新しい家になったのだから、新しい家具にしよう、手始めに椅子を買おう、と妻と相談していた。なぜ椅子だけなのかというと、三井ホームはキッチンハウスと提携していて、キッチンハウスでは、キ…

平面図に困る!<4>(新築編)<三井ホームの㎥設計は住んでみないと分からない>

平面図に困る!<3>(新築編)の続きになります。 仮契約後の一条工務店からは、僕らの意向が反映された間取り図というのは提案してもらえなかった。スウェーデンハウスさんのセミオーダーと同じように、すでにあるプランが提出されただけだった。一条さん…

平面図に困る!<3>(新築編)<同じ間取りで作っても違う家になるだろう>

平面図に困る!<2>(新築編)の続きになります。 三つのハウスメーカーで迷っていた。友人からの紹介の三井ホームと、僕がずっと気になっていた一条工務店、それと1回目の家づくりのときに憧れたスウェーデンハウス。スウェーデンハウスさんは高いけれど、…

平面図に困る!<2>(新築編)<平面の間取り図だけでは分からない>

平面図に困る!<1>(新築編)の続きになります。 ハウスメーカーにはそれぞれのこだわりがある。ハウスメーカーを選ぶ上で、口コミや動画などでの評判や分析を参考にするのもいいけれども、一番大事なのは、自分たちに合っているところかどうかというがあ…

平面図に困る!<1>(新築編)<三井ホームの㎥設計とは?>

「三井ホームの㎥(立米:りゅうべい)設計ってピンとこない」 困ったことがあった。 家を建てるときに気になることの上位ランキングに堂々入るのが間取りだろう。このブログでも何度も書いているけれども、僕たちは、間取りをとても気にしていたというのも…

息抜きに困る!<下>(ボストン篇)<息抜きは劇場なのか、友人との会話なのか>

息抜きに困る!<中>(ボストン篇)の続きになります。 海外での育児で、なんだかひとりぼっちな気持ちになった。育児鬱とかそんなだったのだろう。そんなときに、パパ友ができた。彼も妻の仕事でボストンに来て育児をしている人だった。散歩くらいしか息抜…

息抜きに困る!<中>(ボストン篇)<息抜きの散歩も飽きる>

息抜きに困る!<上>(ボストン篇)の続きです。 慣れない海外生活だからなのか、それとも慣れない育児だからなのか、気が詰まるといいますか、息抜きが必要だなあと思うことが増えていた。ひとりで暮らしていた頃は、毎日が息抜きみたいなものだったのか、…

息抜きに困る!<上>(ボストン篇)<育児は息抜きも難しい>

「ボストン育児での息抜き」(長女1歳8ヶ月) 困ったことがあった。 妻の仕事でボストンに行ったということもあって、妻には用事もあれば仕事もあるけれど、僕にはとくに用事も仕事もない。やることは育児だけだった。それに英語もそんなにできない。 ボスト…

法令の誤認に困る!<4>(自閉症児篇)<事実誤認を多用する弁護士が市の顧問弁護士なのはちょっと怖い>

法令の誤認に困る!<3>(自閉症児篇)の続きです。 事実誤認が多すぎる顧問弁護士とのやりとりは疲れる。僕がクレーマーにされたことにしても、ふたをあければ、この弁護士の事実誤認なのかなんなのか分からない認識が基になっている。施策の具体的な部分…

法令の誤認に困る!<3>(自閉症児篇)<優先利用の意味はご存知ですか?>

クレーマーになった僕は市の顧問弁護士とやりとりをするようになった。顧問弁護士は弁護士であるだけに、僕が法令などを持ち出すと、法令を基に回答するようになった。市職員の場合は、法令を出しても、ちょっと待ってください、となってしまうことが多かっ…

法令の誤認に困る!<2>(自閉症児篇)<障害者差別解消法は努力義務ではなく、義務です。>

法令の誤認に困る!<1>(自閉症児篇)の続きです。 保育園の優先利用、利用調整をめぐって市と話し合おうと思ったけれども、「市のルール」ということで話し合いのテーブルについてももらえない。障害児への配慮などを求めても、これまた全く相手にしても…

法令の誤認に困る!<1>(自閉症児篇)<誤認を多用し、強気な弁護士>

「法令の誤認やら事実の誤認やら、誤認が多いのはなぜだろう」(長女5歳10ヶ月、双子3歳9ヶ月) 困ったことがあった。 人は間違いをするものだ、と僕は思っている。もちろん、間違えたことはないと主張する人もいるかもしれないが、それはクレタ人が「クレタ…

冷蔵庫に困る!<下>(主夫篇)<しつけが必要なのか、それとも理解が必要なのか>

冷蔵庫に困る!<中>(主夫篇)の続きになります。 好奇心旺盛なのはいいことだ。それに我が道を行くスタイルもかっこいいとされている。それがその人の人生であれば、好きにしたらいいと思うし、そういう人は尊敬されることも多いと思う。しかし、よそ様の…

冷蔵庫に困る!<中>(主夫篇)<大人のADHDは本人もつらい>

冷蔵庫に困る!<上>(主夫篇)の続きになります。 人の家にお呼ばれしたり、人をお呼ばれすることがある。そんなとき、大人ならやらないようなことを子供がしてしまうということがある。そんなとき、自分の家の子供になら注意をしたり、叱ったりできるけれ…

冷蔵庫に困る!<上>(主夫篇)<冷蔵庫を開けてしまう人たち、僕も>

「お呼ばれされるのも、するのも、なかなか難しい」 困ったことがあった。 我が家は、小さい子供が多いからというのもあるけれども、お友達の家に遊びに行くことよりも、遊びに来てもらうことの方が多い。県外や国外に住んでいる友人家族が多いというのもあ…

ベランダに困る!<下>(新築篇)< Lucasのスカイラナイはとてもいい!>

ベランダに困る!<中>(新築篇)の続きになります。 ベランダ不要論を唱えながらも、結局は、ベランダをつけることになった。しかし、それはただのベランダではない。ただのベランダではないというのは実用性から導かれたベランダではないということだ。ベ…

ベランダに困る!<中>(新築篇)<2回目の家づくりの経験を活用した?>

ベランダに困る!<上>(新築篇)の続きになります。 2度目の家づくりということもあって、1度目で後悔したことはやらないようにしようとした。2階にリビングを後悔していたと思っていたけれども、考えてみれば、2階に浴室、ランドリールーム、ファミリーク…

ベランダに困る!<上>(新築篇)<ベランダ不要論とベランダ楽しい論>

「三井ホームのラナイとかいうやつ」 困ったことがあった。 僕が家を建てるのは2回目だ。2回目だから、それなりに前回に不便だった部分やこうすればよかったみたいなものを活かした家づくりができると思い込んでいた。 1回目の家づくりは10年以上前になる。…

大変さに困る!<5>(ボストン篇)<大変さを比べる暇があるなら、大変な人を助けることにした>

大変さに困る!<4>(ボストン篇)の続きになります。 ボストン篇のわりにボストンでの話を書くことができなかった。書くときには、ボストンで育児をしていたら、ボストンでできた友人たちに助けてもらったという話を書こうと思っていた。そのときは、自閉…

大変さに困る!<4>(ボストン篇)<育児の大変さは、やっちまったらどうしよう的な大変さもある>

友人の大変さを考えるとで、育児の大変さとの違いというものも見えてきた。大変さは人によっていろいろとあるけれども、いろいろはなんでもかんでもということでもないような気がする。育児の大変さだけを特権化すると嫌な気持ちになる人もいると思う、しか…

大変さに困る!<3>(ボストン篇)<誰だって大変ということになってしまう>

大変さに困る!<2>(ボストン篇)の続きです。 育児の大変さの中に、独り身の大変さという問題が出されてしまった。それはそれで大変なものはあるけれど、そうなってくるとなんでも大変という話にもなってしまう。さてどうしたものかとまた考えなくていい…

大変さに困る!<2>(ボストン篇)<大変さのマウント合戦が起こる>

大変さに困る!<1>(ボストン篇)の続きになります。 育児の大変さ、困難さは、状況で分かる部分もあれば分からない部分もある。そもそも大変さというもの自体そういうものかもしれない。互いに助け合うという前提がない中で、育児の大変さを競い合い、比…

大変さに困る!<1>(ボストン篇)<育児マウントをとりたいわけじゃない>

「育児は、そう、大変なんだ」(長女7ヶ月) 困ったことがあった。 僕は育児の困難さを話すのが上手くなってきたような気がする。何年も育児の困難さを言い続け、ブログでも書き続けているからだと思う。 ただ最近、なんだか僕の主張が強すぎるのかしつこす…

クレーマーに困る!<四>(自閉症児篇)<合理的配慮への対応について>

クレーマーに困る!<三>(自閉症児篇)の続きになります。 障害者差別解消法における合理的配慮を求めた結果、僕はクレーマーになったという話を書こうとしたら、そもそもクレーマーとはなんだろうみたいになってしまって、クレーマーとクレーマー作成者に…

クレーマーに困る!<三>(自閉症児篇)<クレーマーになるとき、クレーマーにされるとき>

クレーマーに困る!<二>(自閉症児篇)の続きになります。 クレーマーにされる人は、果たしてクレーマーなのか。苦情を言う人を手当たり次第にクレーマーとして対応する人もいる。しかし、クレーマーとされる人の話を聞いてみると、それはそうだなあと思う…