いつも困っている

家事と育児(三人姉妹で二人は双子)に対峙する男の日々

胃腸炎に困る!<中>(主夫編)<胃腸炎が我が家で流行>

腸炎に困る!<上>(主夫編)の続きになります。

 

久しぶりに飲みに行って帰ってくると、三女が胃腸炎になっていた。知らなかったとはいえ、呑気に飲んでいたことに自責の念を覚えながら、酔っ払いに病児の看病はできないものだった。そして、翌週から我が家で胃腸炎が蔓延した。

 

困ったことがあった。

 

月曜日、三女は保育園を休ませた。僕が在宅の仕事をしながら世話をしていた。病児保育はいっぱいだったからだ。妻は仕事に出た。胃腸炎というのは厄介で、風邪などのときであれば、子供は意外と寝ているものだから、様子を見ながら仕事ができる。しかし、胃腸炎の場合はそうも行かない、本人は吐き気で眠れないし、ちょっと油断すると吐いているというのもあって、ずっと三女の隣にいなければならない。メールすらなかなら送れない。三女の側を少し離れただけでも泣き出してしまう。摩っているか、くっついていなければ安心できないみたいだった。夕方になって、妻が帰ってきたのと入れ替わりで長女と次女のお迎えにいった。

 

保育園で話を聞くと、金曜日あたりから胃腸炎が流行っているということだった。お迎えに行くと、いつもより泣き叫んでいる子どもたちが多いような気がした。長女が言うには、お友達の何人かもお腹が痛いと言っていたらしい。

 

ここからもらってきたのかー、と思った。保育園のお土産はたまにきつい。そして僕も何やらお腹が痛い気がしてきた。

 

翌日になると三女はずいぶん良くなっていた。その代わり次女が吐いた。長女だけ保育園に行くことになって、次女と三女を家で世話することになった。三女は元気になってきているのか、歩き回って、そして食欲が戻ってきていた。三女はぐったりとして、よく吐いていた。僕も気持ち悪くなっていた。夕方になって妻が帰ってくると入れ替わりで、長女を迎えに行った。もしかしたら、僕も胃腸炎になったかもと保育園で話した。三女は元気になってきたので明日登園させてもいいかなどと相談していた。

 

その日の夜、妻と話し合った。僕が酔っていたこととかそんなことを、でもそんな話をしながら頭がぼーっとしてきた。妻とは仲直りしたけれど、その日の夜、僕は立ち上がれなくなってしまった。熱を測ると39度ほどになっていた。吐き気があったので布団では眠らず、トイレに近いリビングにバケツを用意して寝ていた。次女も僕の隣で寝ていた。妻と長女と三女が一緒に寝ていた。

 

次の日、長女と三女は保育園に行ったけれど、次女はまだ具合が悪い、僕も具合が悪い。熱は38度を下回らない。次女は元気になってきたらしく、僕と遊ぼうとするけれども、僕は立ち上がるのも億劫だった。それでも、あれ取って、これ取って、と言われる度に立ち上がり、食欲が出てきた次女があれ食べたいこれ食べたいというのを胃に優しそうな物を選んで与えていた。それでも次女はたまに吐いていた。僕は水しか飲めなかった。僕は二日近く食べ物が喉を通らなかった。夕方、妻が子供たちを連れて帰ってきた。夜になると僕は少しは動けるようになってきたというのもあって、洗濯物やゴミ捨てなんかをしたりしていた。

 

金曜日、子供たち3人揃って保育園に行く事ができた。僕だけ具合が悪い。熱は37度台になったということもあって、一週間で汚れてしまった部屋の掃除やら、各部屋に吐瀉物の痕跡がないか探して洗濯をしたりしたけれど、ご飯を食べてなかったからか、治りかけだけらなのか分からないが、目眩と吐き気のためちょっと何かをするたびに横になっていた。その日は妻の仕事が遅くなる日でもあったから、どうにか夕方までに体力を回復させようと、無理矢理食べて少し寝た。仕事なんてできるわけなかった。でもそういうときに限って、大事な連絡とかがあったりする。

 

夕方になって子供たちを迎えにいった。そしてその後ワンオペ。きついと思っていたけれど、長女が僕を労ってくれて、次女三女の世話を積極的にやってくれていた。成長していると思った。頼もしかった。そういえば、長女だけ具合が悪くならなかった。妻は妻で少しお腹がいたいのと食欲はあまりないということでおじやばかり食べていた。

 

腸炎に困る!<下>(主夫編)に続きます。