いつも困っている

家事と育児(三人姉妹で二人は双子)に対峙する男の日々

除草に困る!<1>(新築篇)<庭の雑草は要注意!>

「できるだけ雑草が生えないようにしたけれど」

 

困ったことがあった。

 

戸建ての悩みにもいろいろとある。住んでから気がつく悩みもあれば、住む前から分かる悩みもある。敷地の雑草問題というのは住む前から分かっている悩みでもあるだろう。

 

しかし、戸建てだと雑草に悩む、ということを知っているのは、人生のある時期を戸建てに住んでいた人しか分からないかもしれない。現に、僕ははじめて家を建てる前は、団地やアパート、それにマンションなどの集合住宅にしか住んだことがなかったので、戸建てに住んで雑草に悩まされることなど考えもしていなかった。

 

そういえば、ある時期、小さい頃に、それこそ3歳あたりから一年くらい、借家だけれども戸建に住んだことがあった。そこは戸建てといっても、ボロい借家で、敷地の中に四軒ほど平屋が建っているようなところだった。もしかしたら雑草が生えていたのかもしれないが、土いじりが好きな父親が苺などを植えていたから、雑草も父親がとっていたのかもしれない。

 

土いじり、庭いじりが好きな人が家族にいれば、戸建ての雑草問題というか、植栽を含めたなんていうのか、ガーデニングという僕には縁遠い趣味となるのだから、雑草も気にならないのかもしれない。庭いじりが好きな家族に育った人は、庭が綺麗であることを当然と思っているのかもしれない。

 

最初に家を建てたとき、庭いじりが好きな人がいる家庭に育った前妻の趣味で、庭は草木がたくさんある状態になった。しかし、庭いじりが好きな人がいる環境と、庭いじりが好きな人がいない環境では、庭は大きく変わる。庭全体が緑に覆われるような状態は、ちょっとやそっとの庭好きには手に追えない。結果的に、鬱蒼とした雑草やなんだか分からない植物に覆われ、誰が雑草を抜くのか、という家庭の大問題に発展しかねない、というか問題に発展した。

 

当時は、僕が雑草を抜いたり、枝を剪定したりしていたが、あまりにもキリがないので、庭の大半はコンクリートなどで埋めたいと言って、揉めてしまった。その後、前妻が自分でやるようになったみたいだけれども、手に追えないと思ったのか、業者にお願いした。業者に結構な金額を払ったけれども、綺麗な庭と言うには程遠い状態だった。庭というのは、マメに手入れをしなければどうにもならないもので、綺麗な庭を維持することを趣味とするには、膨大な時間と体力が必要になるものだと思った。それ以来、綺麗な庭を見ると僕は尊敬するようになった。

 

そもそも、僕は土いじりが好きじゃない。虫に触るのもいやだけれども、いつでもどこでも、なぜか、無駄に殺生を好む人だとされているのか、虫が出てくると、僕を見る人が多い。一度も、虫が好きとか、虫を殺すのが好きとか言っていないのに。以前の家庭でも、今の家庭でも、僕は虫殺し担当になっている。まあ、トコジラミについては多少、トコジラミ殺戮者と言われても仕方ない過去もあるため、仕方ないとは思うけれども、野外や庭の場合は、どちらかというと虫の方に優先権があるような気がしているから、わざわざ彼らを殺すというのは何か違うような気もしている。ベランダに来るカメムシだって極力殺さないようにしているのだから。

 

ベランダに来る虫で僕が緊張感をもって、率先して殺すのは、スズメバチくらいかもしれない。玄関には、スズメバチがいつきてもすぐに倒せるように、スズメバチ用の殺虫剤が常備されている。バズーカみたいな名前のやつで、これの威力はすごい。2メートルくらい離れていても、スズメバチを瞬殺する。スズメバチの場合は、5月から6月あたりに、1匹か2匹で巣を作る場所を探しているような個体がある。これを最初に殺しておくことが大事だ。巣を作られてしまったら、もう大変だ。

 

除草に困る!<2>(新築篇)に続きます。