いつも困っている

家事と育児(三人姉妹で二人は双子)に対峙する男の日々

寒波に困る!<上>(主夫篇)<この部屋はとても寒い>

「寒さに弱くなったのかもしれない」

 

困ったことがあった。

 

夏は暑く、冬は寒い。これは当たり前のことなんだろうと思う。夏に暑いと文句を言っても仕方ないし、冬に寒いと言ってもどうにもならない、なのに夏に暑いと言って、冬に寒いと毎年のように言っている。

 

昨年の夏は暑かった。そして、一昨年の夏も暑かった。外が暑いのはもちろんだけれど、僕がついついボヤいてしまうのは、僕の仕事部屋のことだからだ。

 

エアコンに慣れた生活をしていると、仕事場などは、夏は涼しく、冬は暖かいというのが普通になっている。野外での仕事などをしているときには、もちろん例外で、そのときは夏は暑かったし、冬は寒い。

 

でも今の僕は在宅ワークがメインになっている。いまどきの部屋での仕事に暑いも寒いもないだろう、何かあるとしたら、座り仕事が多いせいで、腰が痛くなるということくらいだった。

 

座って1時間もパソコンを使っていると、腰が痛くなった。いろいろ試してみて、最終的に椅子を買った。エルゴヒューマンというところの椅子でこれが素晴らしかった。1時間で痛くなった腰が2時間、3時間と仕事をしても痛くならなかった。いまの不満は机をもう少し高くしたいということくらい。これは引っ越したら高さがオーダーできるところで買おうと思っている。

 

腰はどうにかなった。

 

問題は室温だ。

 

僕の部屋は、納戸と言われる部屋だ。サービスルームとか書いてあることもある。その部屋には出窓があるけれども、エアコンが付けられない。

 

なぜ納戸で仕事をしているかといえば、エアコンが付けられる部屋は子供部屋にしたし、もう一部屋は妻の仕事場兼クローゼットルームにしているというのがある。当時は、妻も家で仕事をすることも多いということで、エアコンが付けられる部屋は妻の部屋にしようということになった。

 

いま妻はその部屋であまり仕事をしない。それは単に、ネットのつながりが悪いというのと、クローゼットルームがなんだか落ち着かないということで、リビングで仕事をしている。今から考えたら、納戸をクローゼットルームにすればよかったじゃないか、ということになるけれど、引っ越してきたときにはそういう判断ができなかった。そして、僕の仕事部屋である納戸は本がたくさんあるし、クローゼットルームも服などがたくさんある。これを入れ替えるなんてちょっと大変だ。だから、今も僕は納戸にこもって仕事をしている。

 

一昨年の夏にルームエアコンを買った。暑かったけれども、なんとか乗り切った。昨年の夏もルームエアコンで乗り切れるかと思って、夏場に仕事をしていたけれども、室温は30度以下にならなかった。設置の仕方が悪かったのかどうなのか分からないし、一昨年の夏よりも忙しかったというのもあるかもしれない。僕は昨年の夏、室内で熱中症になってしまった。

 

どうにか夏も終わり、秋は快適に仕事をしていた。そして冬になった。寒くなった。なんだかとても寒くなった。キーボードを打っていると手の甲が冷える、指先が冷たくなる、足はウールのソックスを二重にしている。指先が空いた手袋をしながら仕事をしている。綿入りのベストを着て、そしてダウンの上着を羽織ったりして仕事をしている。寒すぎる。もちろん、暖房がないわけじゃない。ダイソンの頼りない暖房を室内においている。

 

何度も書いているけれども、出窓だ。この出窓が冷たい。アルミたっぷりの出窓からひんやりとした冷気がぞわぞわと忍び寄る。アルミに触ると指とアルミがくっついてしまうんじゃないかという気持ちになる。寒い場所だと金属は皮膚とくっついてしまうから、ボタンなども金属じゃないものを使うらしい、フードのもふもふした毛皮も同様の理由でついているらしい。そんなことを思いながらアルミを触る。

 

ブログを書くのもちょっと辛い。背中が寒くなるし、手の甲が冷える。暖かいときに書きたいんだけれども、なんだか一日中寒い気がする。

 

それが寒波というやつみたいだ。

 

寒波に困る!<下>(主夫篇)に続きます。