いつも困っている

家事と育児(三人姉妹で二人は双子)に対峙する男の日々

キッチンに困る!<上>(新築篇)<良いキッチンにしたいと思うけど、、、>

「キッチンハウスのキッチンが素敵すぎた」

 

困ったことがあった。

 

一条工務店さんのグランスマートを第一候補にして、三井ホームのソノマとルーカスが追い上げてきた。そこにスウェーデンハウスさんのセミオーダー商品ヘンマベストが急浮上ということで、もうどうしたらいいのだろうと思っていた。

 

妻は、三井さんにどんどん惹かれている。そして、スウェーデンさんのモデルハウスで見たお風呂場が良かったというのもあり、スウェーデンハウスのカタログもよく見るようになった。我が家では仮契約までしている一条工務店さんの立場が危うくなってきた。

 

一条工務店さんといえば、性能とコスパだ。良い家を安く建てることに抵抗ある人はあまりいないだろう。しかし、一条さん、思ったよりも安くない。一条さんの性能を考えれば安いのかもしれないけれども、僕らの好みにしようとすると、値段が高くなり、三井さんやスウェーデンさんとあまり変わらなくなる。一条さんにするなら、値段の安さというよりも、性能と使い勝手、あとは愛着が持てるかどうかだろう。

 

グランスマートには、グレイスキッチンという立派なキッチンが標準設備になっている。重厚感もあってなんだか豪華だ。僕はこのキッチンにしたいと思っていた。しかし、妻はちょっと苦手な方向の重厚さだったようだ。

 

スミリンさんのモデルハウスで見たキッチンは、スッキリしているけれども、品がよく、海外の料理番組で出てきそうなキッチンだった。これはこれでカッコよかったけれど、換気扇が収納されたりする仕組みに正直ついていけなかった。ドイツ製の立派なキッチンらしいけど、壊れたときにすぐに修理してもらえるのか不安だった。

 

三井さんの宿泊体験で見たキッチンは、日本のキッチンハウスというオーダーキッチンで有名なメーカーと提携しているものだった。ここもスッキリしていて品がいい。しかし、このキッチンに300万円とかかけるのはどうなのかと、宿泊体験では思っていた。

 

スウェーデンハウスさんのキッチンは、素朴でありながら品があるキッチン。もっとも落ち着いた感じがする。キッチンは普通でいい、という感じだった。

 

妻の好みからは、一条さんのキッチンはちょっとやり過ぎ感があるようだった。僕はかっこいいと思ったけれども、他のキッチンと比べてみると、確かに、ちょっと重厚すぎる気もした。それに、なんだかんだと、キッチンハウスさんのキッチンに惹かれる僕もいた。

 

三井さんとの打ち合わせは、住設が置いてあるところだった。そこで、三井さんの標準のキッチンとキッチンハウスさんのキッチンを見ることになった。

 

もし三井さんで建てるなら、キッチンは標準でいいと僕は思っていた。

 

標準のキッチンも、さすが三井さんということで、立派なキッチンだった。一条工務店さんのグレイスキッチンのように収納がたくさんあるわけでもないけど、その分、落ち着いた雰囲気もあって、これはこれで十分だと思えた。

 

そして、キッチンハウスさんのキッチンを見た。宿泊体験でも見ていたけど、また見た。

 

カッコ良い。重厚さがなく、スッキリとしたキッチン。品が良い。これでもかーっと性能や収納を詰め込んだ感じがない。これにしたい、と思った。天板の薄さもキッチンのスッキリ感を上げている気がした。こんなキッチンがある家で暮らしてみたい。

 

「このキッチンって、オプションで300万円くらい値段が上がるんですよね」

 

紳士のSさんに聞いてみた。

 

「いえ、カタログに書いてあったのは、キッチンだけの値段でして、実際に建てられる場合は、現在見積もりに入れさせていただいているのが、三井標準のキッチンなので、差額を出すと150万円くらい値段が上がることになります」

 

半額になった気がした。もちろん、僕の勘違いであって、実際に半額になったわけではない。

 

150万円アップならアリなんじゃないだろうか。もちろん高い、高いけれども、アリなんじゃないかと思わせる魅力がここにはあった。15年使ったら1年で10万円。30年使ったら、1年で5万円とか謎の計算をしていた。

 

もう一つの大きな魅力があった。このキッチンハウスのキッチンと同じ感じのダイニングテーブルも買うことができる。14万円くらい。ダイニングテーブルはいいものを買おうと思っていたというのもあって、14万円なら許容範囲だ。しかも、これ、4人がけでも6人がけでも同じ値段だ。4人がけだと小さいと思っていたうちにはちょうどよかった。

 

「すみません、見積もりに、キッチンハウスのキッチンと、吊り戸棚と、ダイニングテーブルも入れてください」

 

妻と相談して紳士に伝えた。

 

また長くなってしまったので、<下>に続きます。それと、最近、ちょっと忙しいというのもありまして、ついつい予約投稿を忘れてしまっていることがあります。毎日読んでいただいているのにすみません。